imagewave ウェブサイト制作のワークフロー2020

企画、設計、制作3つのフェーズに分けています。ウェブサイトの規模にもよりますが、だいたい制作期間は2ヶ月~3ヶ月くらいで、企画・設計に約1ヶ月、制作に1ヶ月~2ヶ月ほど掛かります。
企画フェーズ
企画フェーズでは、目的、理想のお客様像、ユーザーシナリオ、集客方法、目標、特長・価値、ターゲットに知ってほしいことを決めます。目的が曖昧だと結果も曖昧になってしまうので、何のためにウェブサイトを作るのか?その部分をハッキリさせます。目的が決まったら理想のお客様像を深堀し、サービス全体のユーザーシナリオを描きます。ユーザーシナリオを元に、ユーザーがどのようなウェブサイトを利用するのかを想定し、サイトマップと必要な項目を洗い出します。
設計フェーズ
設計フェーズでは、画面設計、トーン&マナー、デザインコンセプト、システム要件などのウェブサイトの仕様を決めます。また、ウェブサイトから与える印象を統一するためにトーンやマナーを決めます。
制作フェーズ
制作フェーズでは、デザイン、コンテンツの作成、写真や動画撮影、システム開発を行います。設計を元にコンテンツを作成します。ウェブサイトがある程度完成したら、デバック作業を行い、レイアウトの崩れやプラグラムのエラーを取り除いていきます。
これらすべての作業が終わりましたら、お客様に検収していただき納品となります。
なぜ、企画と設計が必要なの?
ウェブサイトの制作は、デザインとコンテンツを作ることだと思われがちですが、デザインとコンテンツを作る前に「企画と設計」が必要で、その企画や設計をつくるためには「目的とターゲット」を明確にしていく必要があります。
何のためにウェブサイトを制作・改善するのか?(目的)、提供している商品やサービスは誰の何を解決するのか?(ターゲットと売る商品やサービス)をはじめに決めます。次に、売上やお問い合わせ件数などの目標を決めていきます。
目的・目標とターゲットが明確になったら、ターゲットをパーソナライズしていきます。ユーザーはどういう気持ちで情報に接しているか。オンライン・オフラインを通して、どのような体験をして、気持ちがどのように変わっていくか。その結果、どういう行動をするか。ユーザーの行動を事業全体を通して仮説を立て、施策を考えていきます。
目的・目標・ターゲット・販促の流れが決定したら、いよいよウェブサイトの設計に入ります。どこからウェブサイトに来てもらうか。ウェブサイト内をどのように見てもらうか。最終的にどんな行動をしてもらいたいか。を決めて、ウェブサイト内のユーザーの行動を設計してデザインとコンテンツの作成に入ります。
デザインをするまでに明確にしていく部分がたくさんあるのがわかっていただけたかと思います。デザインやプログラミングだけでもウェブサイトは作成できますが、そこに意図がなければ、どのようにコンテンツを配置したらよいかの判断ができませんし、効果の検証もできません。
ウェブサイトをリニューアルしたい、ウェブサイトを新たに作りたいと考えているなら、ウェブサイトのデザインやコンテンツを考える前に、企画と設計をしっかりを作りましょう。

ウェブディレクター、上級ウェブ解析士のアキです。英国人の妻と息子と3人暮らし。自分らしく生きることで家庭も仕事も楽しくする。をモットーにウェブ制作のお仕事をしています。あなたらしさを発揮するお役に立てれたら嬉しいです。西宮コワクラ読書会を月1回で開催中。仏教を研究中。2020年はウェブマーケがんばる!